タラバガニの特徴とおいしい食べ方を教えます。

日本で好まれる大型のカニと言えば、タラバガニです。大きな体にぎっしりと詰まった身は、随一の食べ応えを誇ります。ずっしり重い脚を広げると、1mにもなるので、心ゆくまでカニを堪能したい方におすすめする種類です。

タラバガニを見分けるには脚

タラバガニの特徴は、なんと言っても脚です。太くずっしりとした4対8本の脚になっています。同じ大型のカニで有名なズワイガニは、5対10本の脚なので、違いはすぐに分かります。

タラバガニの脚の数が違うのは、生物学上の分類にあります。なんと、正式にはヤドカリの一種なのです。生物学上はカニではありませんが、サイズが大きく、ぷりぷりした肉質の味わいもあって、他のカニ類を差し置いて知名度が高くなっています。高級品として扱われ、贈答品としても重宝されている点に、タラバガニの底力が窺えます。

タラバガニの名称は、魚のタラが豊富にとれる場所に生息することから来ています。タラがとれる場所は、良質な餌が揃う深海です。同じ場所でとれるタラバガニも、良質な餌を食べて、その身を太らせています。食用のカニとして有名になる訳ですね。

たっぷり身が詰まったタラバガニは、食べ応えがバツグンです。メリットは、他の高級ガニと同じ値段で、より多くの量を楽しめることです。カニを、お腹いっぱい食べたくなったら、タラバガニを注文してみてください。

タラバガニの上手な食べ方

タラバガニの魅力は、ボリューム溢れる身の量です。その反面、サイズが大きすぎて家庭では調理に一苦労することがあります。大きめの鍋を揃えることから始める必要があるかもしれません。

その手間を省くために、通販サイトで購入できるタラバガニは、基本的にゆでて冷凍してある物が多いです。鮮度を保つことと、購入後の食べやすさに繋がる工夫ですね。冷蔵庫で時間をかけて解凍したら、そのまま美味しくいただきましょう。

もちろん、生のタラバガニを冷凍した商品もあります。この場合のおすすめは、カニしゃぶですね。脚にハサミなどで切れ目をいれると、簡単に殻を剥くことができるので、ずっしりとした身を味わうのに最適の食べ方です。旨味を思い切り噛みしめてください。

炭火の上で、じりじりと炙る焼きタラバガニも、おすすめです。殻に少し焦げ目をつけて、炭火の風味と共にお召し上がりください。

出汁まで堪能したい場合は、カニ鍋にしてみましょう。大きめの鍋に、ぎっしりとカニが入った様子は、身がたっぷり詰まったタラバガニでなければ、絶対にお目にかかれない贅沢な光景です。出汁の味わいも、殻を炭火で炙るといった工夫を加えることで増していきます。

豊富な調理法と微妙なミソの扱い

ゆでガニ、焼きガニ、カニ鍋と、オーソドックスな調理法でも十分に美味しいタラバガニですが、せっかくの豊富な身の量を活用したいと思いませんか。カニ本来の味わいを堪能したら、他の調理法にも挑戦してみましょう。

まず、簡単な方法は、一部の身を取り分けて三杯酢であえる方法です。出汁に酢と砂糖を混ぜて自作しても良いですし、市販のポン酢に好みの薬味を加えて、オリジナルドレッシングを作っても美味しいです。

脚の付け根に残った身を使うだけでも、調理法は豊富にあるので、バリエーションに困ることはありません。チャーハンに、ほぐしたタラバガニの身を、さっと加えて炒めるだけで贅沢に変身します。風味を楽しむコツは、カニに火を通しすぎないことです。
この他にも、残った身をほぐして、卵に混ぜると贅沢な卵焼きになります。茶碗蒸しの中にいれても、隠れたカニが嬉しい一品になります。ご飯と炊き込んでカニ飯も捨てがたいですし、おしゃれなカニパスタも簡単にできます。

唯一、残念な点は、ミソの味が微妙だということです。タラバガニはミソの量も少ないので、ミソを堪能することだけは、あまり向いていないようです。ミソを除けば、大きな身はオーソドックスな調理でかぶりついて、小さな身はカニ風味の一品に活用できます。部位ごとに異なる楽しみ方ができるのが、タラバガニの魅力です。

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